“以前加藤鷹さんがインタビューで語っていた、「(セックスがうまくなるためには?と聞かれて)とりあえず女性と一緒に食事した時に、食べ終わるタイミングを揃えるようにしてみてください」という言葉に、宮本武蔵的な奥義の世界を垣間見た気がして時々思い出しています。”

音楽は音だ

細野晴臣 あのね、もうポリリズムは飽き飽きした。単純なポルカが大好きだね。もうね、骨だけになっちゃったの。ミッキー・カーチスさんとも話したけどコード3つあればいいねって。ぼくは2つでもいいけど。<ピストル・パッキン・ママ>ってコードが2つしかない。それなのに楽しい。
コシミハル 今回はどんな曲も皆カントリーのような簡素なコードにして、リズムとメロディーがぴったりとくっ付いている。もう切り離せないぐらいに。
細野 それをね、ぼくはとても厳しい目で見てるの。
ミハル 新しい音楽は未だにリズムに支配されているものが多いでしょ。始まったらず〜っとフォルティッシモ。
細野 今までそういうことにアプローチしてきたんだけどティン・パン・アレーの頃もロックから逃れられなかった。ロック世代だからね。でも今回はそういうこと考えないで自由だよ。ポルカ!
ミハル 幻想のポップス、日本で初めての?!
細野 うん、そうかもしれない。でも変わり者のやってることなんで!
ミハル これ、変わり者のアルバムなの?(笑)
細野 ぼくはいつもそう思ってたの。20代の頃、クラウンで『トロピカル・ダンディー』と『泰安洋行』を作って、自分では『泰安洋行』が一番変わってると思う。自分は楽しくて仕方ないんだけど、人に聴かせるときは一歩引いちゃうっていうか、逃げたくなる。怖くなっちゃう。で、やっぱり、案の定「怖い」って、サーって引いちゃう。何だか今の文化の中には参加出来ない気持ちでいるんだけど、ところがよ〜く考えてみるとさっき言ったアメリカの文化と日本との関係、戦争があって繁栄があってアメリカも日本も行き着くところまで行き着いて、20世紀的な文化は本当に過去になった。そういう20世紀文化に対するオマージュもあるんだよ。そういうものはレトロとしてジャンルがあるけど、誰も再現出来てない。例えば古いジャズをやったりしてるけど、音が違う。音楽は音なの。
ミハル 録音された響きですね。レコード芸術の世界だ!
細野 音楽はメロディーとかリズムとか、もちろんそれも大事だけど、じゃ、同じメロディーとリズムで違う音で録ったらどう違うか? 全然違うものになっちゃう。ぼくにとって音が変わってしまう70年代以降のカントリーミュージックはあまり興味がない。
ミハル フランスのシャンソンなども60年代あたりから平坦な響きになってしまって魅力が半減しちゃった。だからこの時代にこのアルバムは貴重な一枚です。
細野 でも場つなぎだから。
ミハル えっ!! 場つなぎ?(笑)
細野 そう言われて自分でもそのつもりでいたの。そうしたら何か突然扉が開いちゃった。ついひと月ぐらい前はカントリーなんてやろうとは思ってなかったんだよ。
ミハル レコーディングの時は面白かったですね。リハーサルしないでいきなりスタジオに入って、あっと言う間に録れちゃいましたね。
細野 2日で9曲録れちゃったね。
ミハル 譜面もない曲もあって、こんな感じなんだけど…って細野さんがギターで弾いて、それに合わせて皆でやったら出来ちゃった。楽しかったね。
細野 ぼくはね、譜面使わない方向にどんどん行ってる。ポップスタイルの音楽はガイドとして譜面も必要なんだけど、あまりに単純な音楽は譜面もいらないなと。伝統的な様式があるから、歌さえあれば大丈夫。そのかわり歌がないとノリがでない。そこに気がついた。
ミハル うん、簡素なコードに余計なテンションはかえって野暮ったくなる。そうなると歌が頼り。
細野 だからレコーディングは昔歌も同時に録ってたでしょ、それがいいんだね。

“子どもがゲームを50時間やっていても非難されるが、小説を50時間かけて読んでも非難はされない。それは何故か。小説を読む行為には「成長」がある、と信じられているからだ。”

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人の反応で自分の行動の正邪を判断するのをやめなさい。あなたはあなたの行動と良心に責任を持たなければなりません。

良心とは「物事の善悪を区別し、悪を避け、善をなそうとする心」です。あなたが大人になりたいのなら、不完全な親の話を不完全に理解した幼いころのままの良心でいてはいけません。それを精査し、把握し、更新していく必要があります。

“それが面白いかどうは別にして、ある単語をなんの関係もない別の意味の文章に結びつけるという典型的なおやじギャクの能力は30歳を過ぎると開花する。これを笑ってもらえるかどうかは人間の能力というよりは偉さで決まる。偉いひとの冗談は人間は本能的に面白く感じるという性質を持っている。おやじギャグを笑ってもらえないことを気にする人はギャグを磨くよりも偉くなったほうが早い。”

“どんなに訳が解らない路上キャッチセールスでも10000人に声をかければ3人くらいは成功するらしい。だから、 あなたのことを好きになってくれる人だって絶対にどこかにいる。逆に、あなたとは一生分かりあえない頭のおかしい人も必ず存在するので、そういう人に嫌われても気にすることはない。”